3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震におかれまして、

亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますと共に

被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

そして、一刻も早い復興を願っております。

私の実家も福島であり、原発の事故も重なり困難な状況が今なお続いております。

家族の無事は確認出来ましたが、現地の方々は心休まぬ日々を過ごしていることと思い、

私個人の力は微力ですが、せめて少しでも心休まる時があるようにと思いを込めて

トップページの写真を変更いたしました。

私の出身地、福島県三春町は桜の有名な城下町です。

日本三大桜と呼ばれ、樹齢1000年以上と言われる国の天然記念物「滝桜」があります。

そして三春町の由来は梅・桃・桜が同時に咲き、三つの春が同時に訪れることからと言われています。

私自身、幼少時からその景色に慣れ親しみ、東京で暮らすようになった今でも

桜の季節（三春では4月中頃〜下旬）になると帰郷し、その景色で落ち着き、また頑張ろうという活力をもらっています。

そういった意味も含め、これから東北でも咲き始める桃の花をトップページにしました。

少しでも、一瞬でも心休まる時間が持てますように。

そして、明日への活力となりますように。

東北に今までで一番美しい春を。

tendotFive.

雨があがった夜道。

日中の空気が洗い流されて、冷たく澄んだ新しい空気が気持ちよかった。

辺りには自分以外に人気がなく、駒沢のオリンピック記念塔が張り詰めた緊張感の中そこに立っていた。
通い慣れた道。
でも、この日は初めて訪れたような感覚に襲われました。

昨日は雪。
撮影のため機材を移動しようと、レンタカーを借りていたので焦りました。。。
朝一でレンタカーに電話し、スタッドレス車に変更してもらう。
仕事なので念には念を入れて、安全面には気を配っています。
車を借りに行く前に横切った駒沢競技場。
まだ誰の足跡もなく、降り積もる雪が景色を白く染めていました。

先日ひとつの案件が終了。

納品に伺い、担当者の方に「仕上がりに満足しています」と声をかけて頂いた。

やはりこの瞬間が一番嬉しく、デザイナー冥利に尽きると言えます。

ひとつの物が出来るまでには、打ち合せ（オリエン）から始まり、変更・修正の作業を何度か繰り返しいくつかの行程を経て形になる。

なのでこの形になった瞬間はもちろんの事、納品までにお世話になった担当者とそれが共有できたとき、そして前述したような言葉をかけて頂いたときは最高の気持ちになれます。

またこの言葉が聞けるように、次その次と全力で取り組もうと思う。